災いの素。

いくつかの鉢植えにアリが住んでいたのは知っていた。
だけど別に悪さなどしない普通のアリだったので、共存。

いそいそとエサ、私にとってはゴミ。を運ぶ姿なんかはいじらしい。
水やりなんかすると、
ダッシュで逃げるもの、器用に水をすべるもの、あっぷあっぷもがくもの、
彼らにとって私のすることは自然の一部なんだろう。

つい最近、植物たちのレイアウトを変えた。
案の定、アリたちにとっては晴天の霹靂。

大きな箒、私にとっては普通。でばたばた掃かれちゃうわけだし、
サンダルで踏まれるもの続出。
お家の番地が変わっちゃうから、みんなが迷子。
「空襲ってこんな感じかもしれない。」
アリを見て、戦後60年を思う。

数日後、そのせいだろうか。
ふと、見ると「あー、入ってきてる!」
数匹がサッシ近くの床を歩いてる。
今まで家の中に侵入することなかったのに。

復讐にしては無防備なばらつき。
私がそのとき感じたのは、家族探し。
9.11のとき、写真を手に家族を探すニューヨーク市民と重なった。
危険を顧みずこんなところまで探しに来た。

なんだか私はすごいことしちゃったのかもしれない。

なのに、
なのに、
なのに吸ってしまった、掃除機で。
[PR]

by r_dew_1 | 2005-07-08 01:00 | A4  

<< おつまみぐいネズミの正体。 大きくて、小さくて。 >>