読書。

読書の秋。というけれど、わたくし的には読書は夏のほうが進みます。正確にいえばムラが多く、読まないときは全然読まないし、読み始めるとずーっと読んでます。ここ数年はほとんど本を買っていません、ほぼ図書館から借りてます。保管場所も困らず、本を捨てるという心苦しさもなく、タダだし、最近は新刊にもあまり興味がないので絵本から哲学書まで借りまくります。読まなくてもなにかしら借りてきてそこいらへんになにかしら数冊転がっているという読書環境です。
で、図書館病(仮称)をわずらっているよう。どういうことかというと、読みはじめの冒頭部がおもしろくないともう読まなくなってしまうのです。もう少し頑張ってみて臨界期を越えようなんて気がさらさらない。特に小説。そう、小説についての読書スタイルは肌合い重視なので、冒頭十数ページの感触で文体や描写がしっくり同化できないとまったくダメ。我慢・忍耐なんてしなくなってしまうのです。偉そうにも、却下というかんじ。そんなことを夫に話すと、彼はどんなにおもしろくなくても読もうと決めた本を手にしたら最後まで読んでみるといいます。そうすると違ってたりすること多いよと。ちなみに彼は購入派です。
つまり、自分で本を買わなくなってから読みたいものを選ぶ能力や臭覚が衰えてしまったようなのです。お金を出して読もうとおもったら、つまんないものは買いたくないし、損したくないと思う。だから一生懸命選ぶ。そしてせっかく買ったのだからと、とにかく最後まで読んでみる。読書って、そういうところからはじまっているのだなぁ、といまさら気づくのでした。それに活字に対して若い頃にように旺盛な渇望はもうなくなっているからどれでもとか、なんでもとか、いうふうではなくなってきた気がするし。数少ない趣味として原点にかえってみようと思う次第です。
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by r_dew_1 | 2006-11-16 21:41 | A4  

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