守らなくちゃいけないもの。

こんなに暖冬で、桜はうまく咲くのかなぁ、なんて思う。こうしている机からは桜並木が見下ろせる。桜は好きだから部屋のこの場所も好きだ。毎日ながめていると、春の芽吹きや開花はもちろん、緑の葉桜、染まる紅葉、日に日に積もる落ち葉、寒さの中で無防備な枝を固くしている姿にも愛着を感じる。そして雪。今年はまだ枝に積もる雪景色を見ていない。雪が降ると、「頑張れ、もうすぐだよ。今が咲くための理由だよ。」と心で声をかける。ズッシリとしたぼたん雪にも、吹きつけるような大雪にも、枝を広げてじっと受け入れる様子をながめていると、この樹はきちんと自分の役目も意味もわかって少しずつ大きくなりながら、何年も何年も生き続けているのだと思う。自然が自然であることを当たり前に信じてる。だからきっと今年の暖冬だって、自分のできる精一杯の調節をしながら乗り越えるのだろう。早いのか例年通りなのか、もう針のような小枝が空に向かって少し伸びはじめている。生命なんだとしみじみ思う。今日もシャンパンゴールドの西日を受けながら「今年はあったかいね。」なんて雑談、聞こえてきそうだ。

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by r_dew_1 | 2007-02-03 16:08 | A4  

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