クンクンクン。

どう考えても確かにこれは松茸のにおいだ。

どうかするとふっと香る松茸のにおいに
どこかにキノコが生えてきたんじゃないかと不安になる。
私はにおいに敏感な方でお湯を沸かすときなどはやかんの音より
お湯のにおいで火を止めてしまうほどだ。

クンクンクンクン、
においの在処をさぐっていく。
クンクンクンクン、
どうやら私の手にそれはあるらしかった。
クンクンクンクン、
指先だ。

みると、人差し指の先に小さなキノコが生えていた。
と、いうのは妄想で、ベトっとした粘着液のようなものが微かに付いていた。
けっこう強力なそれは洗っても擦ってもなかなかとれない。
でも確かに松茸のにおいをほのかに感じる。
よく嗅いでみると滋味を含んだ爽やかな中に松茸がニョキッと生えてるみたいな香り。

何?何?何?!
徹底的に自分の行動を振り返る。
松茸をお雑煮に入れた覚えもない。
それ以前に買った覚えもない。
送ってくれる丹波の友だちもまだいない。
松茸の味、お吸い物パスタも作ってない。
数品のおせち料理とお雑煮と乾杯の質素で普通の三が日。
今朝、水を替えた生花は純日本風。
あ、
あっ、
あー!

松だぁ!!
そう、新鮮な松の枝はいくつかの松脂のしずくをつけていたのです。
松脂ってちょっと松茸のにおいがするんだぁ。と知り、
もう一度クンクンと香り分析する私でした。

by r_dew_1 | 2008-01-02 15:40 | A4  

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